おすすめ!曜日計算方法(28/56/84法)、スピードカレンダーはココから始めよう!

Youtube動画マニュアル(15分の短い動画です。ぜひご覧ください!)

文書マニュアル(文書で理解されたい方はこちらをご覧ください)

基本ルール

まずは3つのルールを覚えましょう。

ルール1:年月関係

「1月、2月の場合は前年で計算」というルールを覚えておいてください。

ルール2:上二桁値

年の値の上二桁の部分の数に基づいて、「上二桁値」(かみにけたち)を導いてください。例えば、1985年の上二桁値は「1」となります。4の倍数の場合(16, 20, 24)は上二桁値がゼロになる、など法則性があるので、何回かやれば自然と覚えることができるかと思います。

ルール3:月値

月の数に基づいて月値(つきち)を導いてください。語呂合わせで覚えるのが良いと思います。例えば、2月の月数は3です。これを「にーさん」(2→3)と覚えてください。または2月3日が特別な日(誰かの誕生日や記念日)であればこの日付に基づいて2と3の対応関係を覚えると良いと思います。

なお、1月と5月の月値は0です。「新年とゴールデンウィークはラッキーで計算を省略できる」と覚えましょう。

下二桁値を求める前の前処理

ここが28/56/84法のポイントです。

曜日計算(暗算)において下二桁値を求めることが最も困難です(時間がかかります)。そのため、前処理として、28/56/84のいずれかを使って年の下二桁の部分を引き算を使って小さな数にしておきます。

28/56/84法

では実際に計算してみましょう。

計算例1:2030年7月9日

上二桁の部分は「20」ですのでルール2を使って上二桁値は「0」を導きます。

次に下二桁値を求めます。まず前処理をします。下二桁の部分「30」を28で引いて、下二桁の部分を「2」にします。そしてこの「2」について4の商を計算します。〔2÷4=0…余り2〕ですので商は「0」です。

次に月値です。ルール3によれば「753」の語呂合わせで月値は「5」です。

日値はそのままです。この場合は「9」です。

①上二桁値(0)と②前処理した値(2)と③4の商(0)と④月値(5)と⑤日値(9)の合計を計算します。〔0+2+0+5+9=16〕となります。この合計を7で割った余りが曜日に対応します。〔16÷7=2…余り2〕ですので下のテーブルを参照し火曜日となります。

計算例2:1963年2月13日

上二桁の部分は「19」ですのでルール2を使って上二桁値は「1」を導きます。

次に下二桁値を求めます。注意しなければならないのは「2月」ですので、ルール1を適用して「前年」の数字を使って計算を始めなくてはなりません。この場合の下二桁の部分は63ではなく「62」となります。まず前処理をします。下二桁の部分「62」を56で引いて、下二桁の部分を「6」にします。そしてこの「6」について4の商を計算します。〔6÷4=1…余り2〕ですので商は「1」です。

次に月値です。ルール3によれば「にーさん」の語呂合わせで月値は「3」です。

日値はそのままです。この場合は「13」です。

①上二桁値(1)と②前処理した値(6)と③4の商(1)と④月値(3)と⑤日値(13)の合計を計算します。〔1+6+1+3+13=24〕となります。この合計を7で割った余りが曜日に対応します。〔24÷7=3…余り3〕ですので下のテーブルを参照し水曜日となります。

他の事例

更に早く計算されたい方は、、、、

SpeedCalendar Timerを使って計算時間を測ってみてください。最初は一つの日付について1分くらいかかると思います。慣れれば10秒程度で計算できるようになると思います。

また更に計算時間を短縮してみたい方は以下の動画中の「くるくるメソッド」「簡易くるくるメソッド」「丸暗記法」をお試しください。

またY2M法という高速計算手法もありますので、そちらもご覧ください。

Let’s enjoy SpeedCalendar!

Copied title and URL